今や誰でも簡単に出会えるマッチングアプリの利用が一般的になっています。
人との出会いがない人にとっては便利なツールである反面、手軽に利用出来ることでトラブルになる事もとても多いと聞きます。
男女関係にも様々な形があり、カップル成立を目指す人だけではなく、様々な思惑で利用する人もいます。
今回は旦那がマッチンクアプリの闇に落ちてしまった、元妻からの体験談をご紹介致します。
今流行りのマッチンクアプリにハマってしまった旦那。アプリで出会った女の子の目的は「パパ活」でした。
軽い気持ちで始めたものの人生狂うほどにのめり込んでしまい身を滅ぼすことに。
不満のない生活は続かない！
当時の私達は共働き夫婦でした。
来年小学生になる娘もいましたが、ほとんど手のかかることはなくなってきたので私も時短でのパートをしていました。
旦那(D男)とは、家事育児もしっかり協力し合えていたので、私の方は大きな不満もなく過ごせていました。これから子供の学費や出費など色々とお金がかかるだろうし、少しでも貯蓄は増やしていこうと思い日々節約も頑張っていました。
D男は、普通の会社員で残業なども無く会社と自宅を行き来する平凡な生活を送っていました。
しかし、ある時から急にD男の帰りが遅くなる日が増えるようになり、疑いたくは無いけど「浮気？」なんて思うこともあり、本人に直接聞いても「残業」としか言われず、まぁ残業代が増えるなら良いかな？とあまり気にしないようにしていました。
しかし実際は残業ではなくマッチングアプリで出会った女の子(A子)と会っていたんです。
後日のD男曰く「息抜きできるくらいの趣味が欲しいな」と思っていた頃に、同じ会社の後輩からマッチングアプリを勧められ、ほんの暇つぶし程度の気持ちで登録したのがきっかけだったそうです。
平凡な生活が狂い始める！
最初はメッセージのやり取りだけでしたがA子が同じ県内に住んでいたことが分かり、ちょっと会ってお茶でもしようという流れで直接会うようになったそうです。
D男は「少しだけお茶するくらいなら別に問題無いだろう」と軽い気持ちで会ってみることに。
A子の第一印象は清楚な女子大生といった感じで会話も弾み、その後も頻繁に2人で会うようになりました。
そして残業と言って帰宅したにも関わらず疲れた様子もなく、むしろちょっとご機嫌な感じでした。
休日も何かにつけて出かけるようになり、服装も今まではティーシャツにチノパンなどラフな格好だったのが、たまにオシャレな服を買ってくる日もありました。服に関してはさすがにビックリしたので尋ねてみると「後輩から勧められて買ってみただけだよ」と言われてしまいました。
しかし本当はA子がD男にコーディネートした服だったんです。
最初の頃のデートではA子は食事代も気にしていたし、D男からのプレゼントも遠慮がちに受け取っていました。
だんだんデートを重ねる度にA子からブランド物や高級フレンチなど平気でねだってくるようになっていました。
D男もカッコよくみせたいがため、クレジットカードを使いA子へたんまり貢いでいました。
急にあまり使っていないクレジットカードの請求書が届き、その高額な請求金額に目の前が真っ白に。詐欺にでも遭ったのかと不安でパソコンから明細を確認しました。
明細書には某ブランド店と高級レストランの名前があり、直感的に嫌な予感がしてD男には帰ってきてから話そうと思いました。
裏切りの確証！
そしてD男は今日も残業だと連絡があり、日付が変わった頃に帰ってきました。
私は大事な話があると伝えたところ、珍しく不機嫌で疲れているからとさっさと寝てしまい、どうしてもD男の行動が気になり携帯を見ることに。
ロックは子供の誕生日だったので簡単に開く事ができ、LINEを見てみると頻繁にやり取りしているA子を見つけました。
この時初めて、浮気確定のやり取りを目にして衝撃を受けました。
妻子持ちの立場で他の女の子と体の関係を持っているだけでなく、更にお金を貢がされて渡していることが許せない気持ちでいっぱいになりました。
LINEのやり取りを過去にさかのぼると
もしかしてこの日にクレジットカードを使ってるかもしれないと思い日付を控え、パソコンで明細と確認するとブランド店利用とレストランらしき利用履歴が一致していて、D男が残業だと連絡してきた日だったので辻褄は合う。
直ぐにでも目の前のD男をたたき起こして問い詰めたいと思ったが、パパっ子の子供の事を思うと少し冷静に考えることにしました。
浮気の確証を得てからしばらくは色んな事を考えていました。
クレジットカードの請求期限もあるし早めに話し合うとしても、女の子に渡していたお金の出所が疑問でした。
LINEの内容から頻繁にお金を渡していたようで、現金はどこから調達していたのか？
まさか借金、、、もしそうなら離婚も視野に入れなければと思っていました。
気付くのが遅すぎた。浮気の代償！
証拠発見の数日後にD男の方から大事な話があると言われ自分がマッチングアプリで出会った女の子と浮気をしてしまったと自白してきました。
最初はほんの遊び感覚だったが、若い女の子に甘えられたり頼られるのが心地よくて、いつの間にかA子が心の癒しになっていた。
A子が欲しがった物を買ったり行きたがる高級レストランへ連れて行ったりと貢いでしまっていた。
そしてお小遣いとして現金が欲しいと要求され、自分のお小遣いや貯金を切り崩して渡していたが直ぐに底を尽きた。どうしてもA子に会いたくて消費者金融から借金をしてしまったと。
なぜ自白したのか尋ねると「急に女の子と連絡が取れなくなりLINEアカウントが消えてしまった。ふと我に返り今の自分には借金だけが残り、取り返しの付かない事をしてしまったと気付いたんだ」
私は涙ぐみながら話すD男を冷ややかに見ていました。
毎日、子供の面倒を見て節約に励む私をあざ笑うかのように散財していたD男を許すつもりはありませんでした。
私は最後に決めていたことをD男へ告げた。
「あなたはそのA子に利用されてただけ。頼られていたんじゃなく都合の良いように利用されていたの。今で言う「パパ活」のターゲットにされてたんじゃない？まぁ気付くのが遅すぎるし子供の事を考えるとこのまま一緒には暮らせません。しばらく実家に帰ります。」
それだけ伝え子供と一緒に家を出ました。
パパ活の末路と復讐！
その後はD男とは離婚する事になり、親権は私で養育費は少額でも毎月支払ってもらい、共同貯金を全て私が貰うことで慰謝料としました。
話し合いの時に見たD男は抜け殻のようになっていて、生き生きと「パパ活残業」して帰って来ていた頃の面影はすっかり無くなっていました。
なぜパパ活女子が姿を消したのか
なぜ突然パパ活女子消えたかと言うとD男の携帯にGPSを入れ残業日に尾行し、D男と別れた後のA子へ声をかけ、「D男は既婚者なのでこのまま関係を続けるなら、A子に慰謝料を請求する」と伝えました。
A子は慰謝料と聞くと直ぐに「もう会いません！本当にすいません」と目の前でD男のLINEアカウントを削除。
1番は子供と私を裏切ったD男への復讐だったけど、結果として借金が増えるのを止めてあげた事になるし感謝されても良いと思いませんか？
まとめ
「パパ活」や「いただき女子」などマイルドな言い方に変わってきていますが、実際は「援助交際」と対して変わらないと思われる方も多いでしょう。
今回はマッチンクアプリを利用して「パパ活」ターゲットに選ばれてしまった既婚男性の末路をご紹介致しました。
パパ活の被害者だとしても妻子ある立場で浮気するのは許されません。
現に奥さんは子育てと節約を頑張っていたのに、きっかけは出来心とはいえ、奥さんやパパっ子だった子どもの気持ちを踏みにじった事を考えると許せません。
純粋に真面目な出会いを求めマッチンクアプリに登録している人もいれば、今回のように相手を利用するために登録している人もいます。
見えない相手とはいえ相手も人間なので繋がりを求めるなら利用されないよう慎重に相手を見極めましょう！
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