今回は専業主婦の女性が、不倫した旦那へシビアな復讐をした体験談を紹介します。
「ダブル不倫」というちょっと複雑なお話です。
ダブル不倫なんて他人事で、まさか現実に自分が経験するとは思ってもみませんでした。
そして旦那の「浮気理由」に怒りが湧き復讐に燃える中、まさかの人物が現れた事で旦那と浮気相手を破滅へ落とすことが出来ました。
人生で1番ブチ切れドラマのような復讐体験談を聞いてください。
優しすぎる旦那
当時の私はアラフォーの専業主婦。
子無しの夫婦2人暮らしでした。
旦那とは友達の紹介で知り合い交際１年で結婚。
結婚するにあたって旦那から「専業主婦になって家事に専念して欲しい」と強い要望があり、当時勤めていた会社を寿退社することに。
私は割と家事は得意な方だけど、旦那は家事が苦手で結婚前は家事代行サービスを使っていたそう。
そんな事情もあり旦那を支える為に専業主婦となった。
旦那の稼ぎもそこそこ高いので夫婦２人で生活するには充分でした。
結婚して数年たっても、日々の家事に対してねぎらいの気持ちも忘れず、たまに外食へ誘ってくれたり記念日や誕生日には花束やプレゼントも用意してくれるほど優しい旦那だった。
夫婦生活は順調でも、子宝に恵まれないことが唯一の不安だった。
私は旦那との子供が欲しかったので不妊治療も覚悟していた。
しかし子作りには非協力的な夫
思い切って旦那へ一緒に不妊検査をしてみようと相談をしたら「時間が無い。また今度行くよ。」と流され子作りに対しては非協力的だった。
新婚の頃は旦那も子供欲しいねって言ってくれていたのに、この頃は「俺は夫婦２人だけの生活で満足してるし、もう無理して子供作らなくても良いんじゃない？」と言われるようになっていた。
それでも試しに検査キットを郵送して不妊結果を調べてもらえる方法を旦那に提案しお願いしたら、しぶしぶ了承してくれた。
検査結果については忘れているのか気にもしていないのか旦那から聞かれることはなく、私も届いた結果についてどう話すか躊躇していた。
この事が後に重要な爆弾になるとは思いもしていなかった。
不自然な匂い
不妊検査の件で思い悩んでいる時、旦那の同僚(Ｂ男)とばったり会った。
Ｂ男は旦那が飲み会などで酔いつぶれる度に、家まで送ってくれていたので面識はあった。
軽く世間話をしている中で、最近Ｂ男の奥さん(C子)が旦那と同じ部署に配属されたと聞かされた。
元々Ｃ子も同じ会社で働いていたが妊娠して退職。だいぶ子供も大きくなって手がかからなくなり復帰したらしい。
夫婦で同じ会社勤めとはいえ大きな会社なので、部署も違えば顔を合わせることもないのだそうだ。
子供もいて共働きは大変だろうなと思いながら帰宅した。
この頃から旦那の残業が多くなっていた。
酔っぱらって帰ってくることもあり妙にご機嫌な感じで、仕事が上手くいってるのかな？くらいにしか思ってなかった。
許せない浮気理由
旦那がかなり酔っ払って帰宅した日、そのまま寝室で寝てしまった。
その時しっかり手に握っている携帯が何となく目に入った。
普段お互いの携帯チェックなんてしないけれど、嫌な予感がして寝ている旦那の手から携帯を取った。
画面ロックは掛かっておらずLINE画面が開きっぱなしだった。
そこには恐らく女性とのやり取りだと思われるメッセージが連なっていた。
もう衝撃より怒りが沸いてきて、あんなに優しかったのは飼い慣らすため？
私とは家事代行とC子と香水が同じってだけで結婚したんだ。
なによりＣ子との体の相性が良いから浮気したって、、、。
目の前でむにゃむにゃ眠る旦那に殺意が芽生え、必ず復讐してやる！と心に誓った。
復讐の救世主現る
あの浮気LINEを見た日から旦那が憎い気持ちでいっぱいだったけど、悟られないよう普段通りに過ごしていた。
浮気だと確信は出来たが、まだ相手が誰なのかも分からない。
ただ分かっているのは『旦那の子を托卵した既婚者』『そして変わらず体の相性が良い』という事は、私の結婚前に関係があった人。
誰かに相談すべきか悶々と悩んでいた頃、突然旦那の同僚のＢ男が家にやってきた。
「いきなり押しかけてすいません。どうしても奥さんに伝えたい事がありまして参りました。」
いきなりの訪問に戸惑ったが「伝えたいこと」が気になり話を聞くことにした。
その数日後旦那から
楽しそうな残業に出張だなと思いながら、私はB男へLINEした。
実は、この前のＢ男の訪問でされた話は
「うちのC子と旦那さんが浮気しています。証拠もあります。」と聞かされた。
なんと旦那の浮気相手はＢ男の嫁であるC子だったのだ。
C子の残業や外出が増え不審に思い、浮気調査を依頼し旦那とC子が関係を持っていると知ったそうで、更にＣ子に黙って子供のDNA検査をしてみたらＢ男との親子関係はなかったらしい。
Ｂ男の怒りは凄まじいものだったし浮気の証拠も揃っている。直ぐにC子に問い詰めようとしたが、私にも迷惑がかかると思い事前に伝えに来てくれたそうだ。
私も旦那のLINEを見て浮気していること、家政婦扱いとC子の代わりに結婚したことが許せず、復讐を考えていたことを話した。
どうにか２人に復讐したいと話し合っていた時、私が持っている唯一の手札が２人を破滅させられる事に気付きＢ男の証拠と供に２人を破滅させられる復讐プランを完成させた。
下衆すぎるC子の結婚理由
私とＢ男は不倫旅行から帰宅した日に２人を追い詰めることにした。
Ｂ夫婦の子供は親戚に預けておくとの事だった。
当日は不倫旅行から帰宅後それぞれ外食へ連れ出し、事前に依頼していた弁護士と双方の両親が待つ料亭で落ち合うことにしていた。
帰宅した旦那を外食へ誘い、タクシーで料亭へ向かう中私が｢旅行は楽しかった？｣と聞くと旦那は「出張だよ。仕事なんだから。でもお土産は買ってきたよー」とへらへら顔だ。
これから自分の人生が破滅するなんて予想もしていないようだった。
いよいよ料亭へ着き通された部屋で、既に到着していたC子は両親の隣で震えていた。一緒に入った隣の旦那も両親とC子を見て固まっていた。
事前に説明していた弁護士から事実確認が始まり、初めは誤解だと焦り慌てる旦那とC子に興信所からの証拠を並べると押し黙ってしまった。
結局、
- C子はＢ男と結婚する前まで旦那と体の関係だった。
- 当時交際していたＢ男にプロポーズされ結婚。
- 妊娠したのをきっかけに会社は退職し、旦那ともの関係も切った。
- そして仕事復帰し旦那と同じ部署になり不倫が再燃した。
C子が旦那を選ばずＢ男となぜ結婚したかの理由も最低だった。
Ｂ男がそこそこ貯金があるのを知り、自身の借金を返済させる為に結婚したそうだ。
旦那も結婚前からC子とはセフレの関係で満足していたが、C子との縁が切れてタイミング良く私と出会い家事はできるしC子と似た雰囲気だから選んだそうだ。
話を聞いていて吐き気がして、目の前の２人が人間とは思えなかった。
それから本題としてＢ男が子供とのDNA検査結果を出した。
急に差し出された結果にC子は青ざめていたが、急に旦那が口を挟んできて「子供の実の父親は自分だ」と言い出したのだ。
次の瞬間、旦那の父親が真っ赤な顔で旦那を殴っていて母親の方も泣いていた。
Ｂ男からは離婚と慰謝料を。
そして親権は放棄し今までの養育費も請求することを伝えた。
私も離婚と慰謝料を請求する意志を伝えた。
その後は弁護士さんが、離婚と慰謝料について話し合いをしてくれた。
予想していた通り2人は慰謝料減額を求めてきた。
そこで私達は一括で支払うこと、2人が必ず入籍するなら更に減額しても良いと弁護士経由で伝えてもらった。
減額して貰えるならと旦那もC子もどうにかかき集めて、一括で慰謝料とＢ男さんへは養育費も返済された。
入籍する条件も最初は不思議がっていたが、減額の為ならと了承した。
馬鹿な2人に捧げるラブレター
半年後、、、
弁護士から先程２人の入籍が完了したと報告を受け、私とＢ男はカフェで２人が来るのを待っていた。
最後に入籍後に必ず会うことを約束していたのだ。
のこのこと新婚夫婦のC子と旦那がやってきた。
私は『これからはC子さんと仲良くね。』と笑顔で伝えた。
旦那も『ありがとう。嫁と実の子と幸せになるよ。』なんて笑顔で言う姿が可笑しくてたまらなかった。
Ｂ男からは『お前も子供も旦那くんも血が繋がらない家族で頑張れよ。』と爆弾を落とした。
C子は『何言ってるのよ！子供は旦那くんの子供なのよ。血が繋がった家族なの！』必死に言い返す姿が余計に違和感があった。
私は最後に
『今日ね、あなた達の家にラブレター入れてきたのよ。２人が幸せになれるように祈ってるから。今日で会うのは最後だし何かあったら弁護士通してね』
それだけ伝えて私とＢ男はカフェを出て、破滅へ向かう２人を思うと吹き出して笑った。
２人へのラブレターとは『旦那が不妊である検査結果』だった。
これが私たちを裏切ったダブル不倫の代償である。
最初の頃に郵送での検査をした結果、旦那は不妊だったのだ。
つまり子供は旦那の子では無いし、Ｂ男はDNA検査で親子不一致、、、子供はいったい誰の子なんでしょうね？
まとめ
壮絶な浮気体験でしたね。
旦那は慰謝料と実子じゃなかった子の養育費も払って、、、浮気の代償は大きいですね。
主人公の不妊検査結果を隠していた事も、旦那が結果を聞くことすらしなかった事が、最終的に最大の復讐アイテムになりました。
主人公とＢ男さんには辛い経験した分幸せになってもらいたいですね！
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